2021/06/23

JavaScriptのバージョン管理と環境構築の備忘録

@ 西川信行

JavaScript

はじめに

今回の記事はJavascriptの環境構築をした際の備忘録になります。

nodistやNode.jsやnpmがごちゃごちゃになってきたため、適当にまとめます。

nodistとは

nodistとはWindowsOSにおけるNode.jsのバージョン管理ツールです。

Node.jsをアンインストールする必要なく、複数のNode.jsのバージョンを切り替えることができます。

以下のリンクからNodistSetup-vx.x.x.exeをダウンロードして実行すればインストールできます。

Nodist - Github

Node.jsとは


こちらの記事を読めば大体理解できます。

平たく書くと、Node.jsはサーバーサイドで動くJavaScriptです。

Node.jsについて細かく解説する前に、簡単にJavaScriptについてまとめます。

JavaScriptとは

JavaScriptはクライアントサイドによく使われるプログラミング言語で、ブラウザ上で動く。

主にブラウザ上でHTMLやCSSに変化を加えるのが仕事。

Node.jsとは

クライアントサイドで主に使われるJavaScriptであるけど、実はpythonやPHPのようにサーバーサイドでも動きます。

このようにサーバーサイドで使われるJavaScriptをサーバーサイドJavaScriptと呼び、Node.jsはサーバーサイドJavaScriptの内のひとつです。

もっと言えば、Node.jsはサーバーサイドでJavaScriptを動かすための実行環境だと考えておきましょう。

npmとは

npmはNode Package Managerの略称で、簡単に書くとNode.jsのパッケージを管理するツールといえます。

npmの代表的なパッケージとしてExpressやpromise、asyncやSocket.ioなどがあります。

yarnとは

yarnの役割はnpmとほぼ同じですが、最近はnpmよりもyarnの方がよく使われているようです。

yarnは平たく言えば、Facebookが開発したnpmの進化系です。

npmよりも高速でインストールができができ、コマンドが簡潔で使いやすいようです。

実際のコマンド

各々の用語の解説が終わったので、実際にコマンドで使い方をみていきましょう。

Nodistは環境ごとに使い分けるものではなく、全て同じルートのものを使用します。

コマンドラインでコマンドを実行します。

次のコマンドでインストール可能なNode.jsのバージョン一覧が確認できます。

 nodist dist


10.15.2
 10.15.3
 10.16.0
 10.16.1
 10.16.2
 10.16.3
 11.0.0
 11.1.0



次のコマンドでNodistにインストールされているNode.jsのバージョンを確認できます。

nodist ls


> (x64)
 7.2.1
> 10.13.0 (global: v10.13.0)


自分の場合はNode.jsの7.2.1と10.13.0のバージョンがあることが確認できます。

(global: v10.13.0)の部分が今現在使用しているNode.jsのバージョンを示しています。

次のコマンドで現状の最新バージョンである12.10.0をインストールします。

nodist + v12.10.0



もう一度インストールされているNode.jsのバージョンを確認してみましょう。

nodist ls


> (x64)
 7.2.1
> 10.13.0 (global: v10.13.0)
 12.10.0


新しくNode.jsの12.10.0がインストールされていることが確認できます。それでは、現在使用しているNode.jsのバージョンを12.10.0に切り替えてみましょう。

nodist v12.10.0



それでは現在使用しているNode.jsのバージョンを確認しましょう。

 nodist ls


> (x64)
 7.2.1
 10.13.0
> 12.10.0 (global: v12.10.0)


切り替わっていることが確認できました。

node.exeがどこに保存されているのか確認したところ、Program Files(x86)の中のNodistの中のv-x64の中にありました。


この中のv-x64を確認してみると



このようにインストールしたバージョンごとにディレクトリが作成されています。

次にyarnをnpmを用いてインストールしましょう。以下のコマンドを打ってください。

npm install -g yarn



次のコマンドでyarnのバージョンを確認してみましょう。

yarn -v



yarnの使い方は[こちら](https://qiita.com/senou/items/d939601e32c0005ebfe3)の記事を参考にしてください。

終わりに

以上で今回の記事は終わりです。お疲れさまでした。







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