@ 西川信行
今回の記事はJavascriptの環境構築をした際の備忘録になります。
nodistやNode.jsやnpmがごちゃごちゃになってきたため、適当にまとめます。
nodistとはWindowsOSにおけるNode.jsのバージョン管理ツールです。
Node.jsをアンインストールする必要なく、複数のNode.jsのバージョンを切り替えることができます。
以下のリンクからNodistSetup-vx.x.x.exeをダウンロードして実行すればインストールできます。
Nodist - Github
こちらの記事を読めば大体理解できます。
平たく書くと、Node.jsはサーバーサイドで動くJavaScriptです。
Node.jsについて細かく解説する前に、簡単にJavaScriptについてまとめます。
JavaScriptはクライアントサイドによく使われるプログラミング言語で、ブラウザ上で動く。
主にブラウザ上でHTMLやCSSに変化を加えるのが仕事。
クライアントサイドで主に使われるJavaScriptであるけど、実はpythonやPHPのようにサーバーサイドでも動きます。
このようにサーバーサイドで使われるJavaScriptをサーバーサイドJavaScriptと呼び、Node.jsはサーバーサイドJavaScriptの内のひとつです。
もっと言えば、Node.jsはサーバーサイドでJavaScriptを動かすための実行環境だと考えておきましょう。
npmはNode Package Managerの略称で、簡単に書くとNode.jsのパッケージを管理するツールといえます。
npmの代表的なパッケージとしてExpressやpromise、asyncやSocket.ioなどがあります。
yarnの役割はnpmとほぼ同じですが、最近はnpmよりもyarnの方がよく使われているようです。
yarnは平たく言えば、Facebookが開発したnpmの進化系です。
npmよりも高速でインストールができができ、コマンドが簡潔で使いやすいようです。
各々の用語の解説が終わったので、実際にコマンドで使い方をみていきましょう。
Nodistは環境ごとに使い分けるものではなく、全て同じルートのものを使用します。
コマンドラインでコマンドを実行します。
次のコマンドでインストール可能なNode.jsのバージョン一覧が確認できます。
nodist dist
10.15.2
10.15.3
10.16.0
10.16.1
10.16.2
10.16.3
11.0.0
11.1.0
次のコマンドでNodistにインストールされているNode.jsのバージョンを確認できます。
nodist ls
> (x64)
7.2.1
> 10.13.0 (global: v10.13.0)
自分の場合はNode.jsの7.2.1と10.13.0のバージョンがあることが確認できます。
(global: v10.13.0)の部分が今現在使用しているNode.jsのバージョンを示しています。
次のコマンドで現状の最新バージョンである12.10.0をインストールします。
nodist + v12.10.0
もう一度インストールされているNode.jsのバージョンを確認してみましょう。
nodist ls
> (x64)
7.2.1
> 10.13.0 (global: v10.13.0)
12.10.0
新しくNode.jsの12.10.0がインストールされていることが確認できます。それでは、現在使用しているNode.jsのバージョンを12.10.0に切り替えてみましょう。
nodist v12.10.0
それでは現在使用しているNode.jsのバージョンを確認しましょう。
nodist ls
> (x64)
7.2.1
10.13.0
> 12.10.0 (global: v12.10.0)
切り替わっていることが確認できました。
node.exeがどこに保存されているのか確認したところ、Program Files(x86)の中のNodistの中のv-x64の中にありました。
この中のv-x64を確認してみると
このようにインストールしたバージョンごとにディレクトリが作成されています。
次にyarnをnpmを用いてインストールしましょう。以下のコマンドを打ってください。
npm install -g yarn
次のコマンドでyarnのバージョンを確認してみましょう。
yarn -v
yarnの使い方は[こちら](https://qiita.com/senou/items/d939601e32c0005ebfe3)の記事を参考にしてください。
以上で今回の記事は終わりです。お疲れさまでした。
@ 西川信行