前回は、決済テストを行う方法について解説しました。
前回の記事はこちら
今回はついにロードマップ最終回です。オーナーアカウントに所有権を移行します!
今回の記事は以下の記事を参考にしています。
【Shopify マスターへの道】#19 ストアの所有権を移行しよう
デモサイトを構築する際に使用する商品画像や CSV ファイルのダウンロードをしてない方はこちらからダウロードしてください。
【Shopify マスターへの道】商品画像・CSV ファイルのダウンロード
最終回となる今回は、ストアの所有権を移行していきます。パートナーアカウントで開発しているストアを納品する作業にあたります。
今まで開発してきたパートナーアカウントに使用しているメールアドレスとは別のメールアドレスを用意しておいてください。
以降の大まかな流れとしては、
といった感じになっています。
それでは、順番に設定をしていきましょう!
まずは、オーナーになる予定のメールアドレスにスタッフアカウントへの招待メールを送信します。
ストアの管理画面へログインし、「設定 > ユーザーと権限」へ進んでください。
「ユーザーと権限」の設定では、ストアのスタッフやコラボレーター(Shopify パートナー管理ストア)の権限を編集することができます。
オーナーになる予定のアカウントをスタッフアカウントへ招待したいので、「権限 > スタッフ > スタッフを追加」をクリックします。
登録できるスタッフアカウントは、月額プランによって異なります。$29/月のベーシックプランの場合、登録できるアカウント数は 2 つまでです。もし開発ストアの段階でプランで登録できるアカウント数を超えている場合は一旦整理しておきましょう。
次のような画面へと移りますので、クライアントの「姓名」「メールアドレス」「権限」を設定していきます。
「姓名」「メールアドレス」には任意のものを入力してください。メールアドレスにはご自身でご用意された物をご使用ください。
また、招待するスタッフアカウントはオーナーになる予定のアカウントなので全ての権限を与えておきます。スタッフアカウントに権限の制限を加える場合は「すべての権限を選択する」のチェックを外し、権限を編集します。
入力したら「招待を送信する」をクリックします。
「プランと権限」設定画面のスタッフアカウントが「招待を送信済」となっていれば正常に招待メールの送信が完了しています。
それでは、ストアから送られてきた招待メールを確認します。先ほど、招待メールを送信したアカウントでメールボックスを開きます。
下のようなメールが届いているはずなので、「Create staff account」をクリックします。
アカウントのログイン画面に移動します。アカウントを既に作成している場合には、該当のアカウントをクリックしてください。まだアカウントを作成していない場合には、「Add account」をクリックしてアカウントを作成しましょう。今回は、すでにアカウントを作成しているので、「オーナー Shopify」をクリックします。
スタッフアカウントへの招待を受けるかどうかを聞かれるので、「Accept invite」をクリックして招待を受けましょう。
ストアの管理画面が表示されれば OK です。
以上で無事スタッフアカウントの登録は完了です。
それでは、いよいよストアの所有権を移行します。少しややこしいので、注意しながら進めてください。
ここで注意点です。ストアの所有権を移行すると月額プランを選択し課金するまでストアが凍結されます。お金を使ってストア移行を全て体験したいという方以外は、読むだけに留めておいてください。
まず Shopify パートナーのアカウントでパートナーの管理画面にログインします。(ストアの管理画面ではないので注意!)
パートナーアカウントの管理画面は以下のリンクからログイン可能です。(パートナーアカウントでログインしてください)
パートナーの管理画面にログインできたら「ストア管理」へ移動します。
ストア管理には、パートナーアカウントで作成した開発ストアやコラボレーターとなっている管理ストアが表示されています。
ロードマップの序盤で作成した開発ストア(unreact-new-roadmap)が表示されていると思いますので「アクション > 所有権を移行する」をクリックします。
次の画像のようなモーダルが表示されます。
ストアの所有権を移行すると、これまでストアを作成してきたパートナーアカウントは自動的にコラボレーターになります。しかし、新しくオーナーとなる方が月額プランを確定するまでストアにアクセスできなくなります。
そして、一度クライアント側となり操作を経験しておいた方が無難です。ここから先の設定をするかどうかは、あなた次第になります。
基本的には、「ストアの所有権を移行する」でオーナー権を移行した段階でストアの納品は完了です。
次は、オーナーになるアカウントで届いたメールからストアにログインし、プランを選択し支払い情報や売り上げが振り込まれる口座などを登録します。
「プランを選択する」からこちらのプラン選択画面へ移動することができます。プランを選択します。
プランを選択すると、プランの請求サイクルを選択します。請求サイクルが長いほどお得に Shopify を契約することができます。
これより先をご体験される方は、ご自身でお試しください。
この次の画面でストアの売り上げに関わる設定を行います。住所の登録の仕方が難しいので、試行錯誤をしながらやっていただければと思います。
ロードマップでの説明はここまでにさせていただきます。
以上でパートナーアカウントでストアを作成し、クライアントに納品するまでは一通りできるようになっているはずです。最後はブログの予算上途中までの説明となってしまいましたが、ご自身で一度最後までやっておくことを推奨します。
今回の記事は以下の記事を参考にしています。
【Shopify マスターへの道】#19 ストアの所有権を移行しよう
以上でロードマップは完結です。
これであなたも立派な「Shopify マスター」です。
ですが、Shopify にはロードマップでは解説しきれなかった機能がたくさんあります。これからも Shopify に触れ続けることで、Shopify の凄さを体感していってもらえばと思います。
大変お疲れ様でした。また、最後まで読んでいただきありがとうございました。