2026/05/11

Shopify の商品比較・スペック比較テーブルを設置できるアプリ6選を紹介!

@ 五条真一

Shopify

今回の記事は Shopify App Store で提供されている、商品比較・仕様比較・スペック比較テーブルを実現できるアプリについての記事です。

商品比較とは

「商品比較」とは、複数の商品の特徴・仕様・価格などを横並びで見比べられるようにする仕組みのことです。EC サイトでは、お客様が「どの商品を買えばいいか」を判断する際の決め手となる重要な要素で、特に高単価商品や、機能差で選ばれる商品(家電・PC 周辺機器・アウトドア用品・コスメなど)で大きな効果を発揮します。

商品比較には、サイズ・重量・素材などの物理的な仕様を並べる「スペック比較」、機能の有無を ○・× で示す「機能比較」、サイズチャートや試着で体感的に比べる「サイズ比較・試着比較」など、商品ジャンルによってさまざまな形があります。

商品比較について調べるにあたり、以下の記事を参考にしています。

商品比較を導入する利点

  1. お客様の意思決定を後押しできる
    複数商品の仕様を一度に見比べられるため、お客様が迷ったときに「どれを買えばいいか」をその場で判断できます。離脱率の低下と購入率の向上に直結します。

  2. 問い合わせ対応の負担が減る
    「この商品とあちらの商品はどう違うのか」という問い合わせは、EC ショップに頻繁に寄せられます。商品ページに比較テーブルがあれば、お客様自身で違いを把握でき、ストア運営者の対応負担を大きく減らせます。

  3. クロスセル・アップセル効果が期待できる
    比較テーブルに上位モデルや関連商品を並べることで、「もう少し良いモデルにしてみよう」という選択を促し、客単価アップにつながります。

  4. ストアの専門性をアピールできる
    仕様情報が整理された比較テーブルは、ストアが商品知識を持っていることを示します。お客様の信頼を獲得しやすくなり、リピーター獲得にもつながります。

  5. 返品率の低下にも貢献する
    仕様や着用イメージを事前に把握できることで、購入後の「思っていたのと違う」を減らせます。とくにアパレル・家具・家電など、買って試すしかなかった商品ジャンルで効果が大きい施策です。

  6. SEO 評価の向上にもつながる
    比較表で扱われるキーワードのバリエーションが増えるため、商品ページの検索ヒット率が上がりやすくなります。情報の網羅性が高いページは Google の評価も得やすい傾向にあります。

商品比較アプリの選び方

商品比較アプリを選ぶときは、以下のポイントを意識すると失敗が少なくなります。

  • 自社の商品ジャンルにマッチした比較形式を採用しているか(スペック比較・サイズ推奨・3D / AR・バーチャル試着など)
  • 管理画面が日本語に対応しているか、または運用担当者が読み解けるか
  • 比較項目の登録・更新がノーコードで行えるか
  • ボタンとモーダルの見た目をストアのブランドにあわせてカスタマイズできるか
  • モバイル表示用のレイアウトが用意されているか
  • 料金が運用規模に対して妥当か、無料体験や無料プランがあるか

商品比較アプリは、機能の幅とジャンル特化度がさまざまです。「とりあえずスペックを並べたい」のか「サイズ選びの失敗を減らしたい」のか、目的を明確にしてから比較すると、自社にフィットするアプリを見つけやすくなります。

おすすめの商品比較 Shopify アプリ

シンプル商品仕様比較|お手軽スペック比較テーブル ☆ 迷ったらこれ

シンプル商品仕様比較|お手軽スペック比較テーブルのアプリストア画像

商品ページに横並びの仕様比較モーダルをノーコードで設置できる、日本製のシンプルなスペック比較テーブルアプリです。

特徴・機能

シンプル商品仕様比較|お手軽スペック比較テーブルは、商品ページに「比較する」ボタンを設置するだけで、横並びの仕様比較モーダルを表示できる日本製アプリです。お客様はモーダル内のドロップダウンから比較対象の商品をその場で入れ替えられるので、価格・サイズ・素材などのスペックを並べて確認できます。

主な機能は以下のとおりです。

  • 最大 3 商品の仕様を横並びで表示できる比較モーダル
  • 商品ごとに「項目名」と「値」を自由に登録できる
  • よく使う比較項目セットをプリセットとして保存・呼び出し可能
  • 比較候補は個別商品(最大 50 件)でもコレクション単位でも指定可能
  • ボタン・モーダル・テーブルの見た目をテーマエディタからノーコードで調整可能
  • モバイル時のレイアウトを 3 種類から選択可能(項目名を上に / 値のみ / 全幅見出し)
  • 「テーマに追加」ボタンで 1 クリック設置に対応

日本製アプリで管理画面も日本語のため、設定や運用に迷うことがなく、Shopify を始めたばかりの方でも安心して使えます。

価格設定

  • Basic Plan $3.99/月(インストールから 7 日間の無料体験あり)
    すべての機能が含まれた単一プランで、料金体系がわかりやすいのも嬉しいポイントです。

  • アプリのインストールはこちらから

  • 詳細なご利用ガイドはこちら

Faslet Size & Fit

Faslet Size & Fit のアプリストア画像

ヨーロッパで広く使われている、ML ベースのサイズ推奨と試着体験を統合した上位向けの比較プラットフォームです。

特徴・機能

Faslet Size & Fit は、ファッションブランド向けにサイズ推奨・バーチャル試着・ロストセールス追跡・フィットインテリジェンスを 1 つに統合したリテール向けプラットフォームです。INTERSPORT、Most Wanted、Petrol Industries など、ヨーロッパの大手ファッションブランドで導入されています。

主な機能は以下のとおりです。

  • ML ベースのサイズ推奨機能
  • Size Impact Reminder:ブラケッティング(複数サイズ同時購入)の削減
  • Fitbar:返品データから実フィットパフォーマンスを商品ページに表示
  • AutoFit:リピーター向けにサイズ推奨を自動入力
  • Smart Product Recommender:在庫切れサイズの代替商品を提案
  • フィットインサイトとロストセールス追跡のダッシュボード
  • 複数言語対応(英語、ドイツ語、オランダ語、ポーランド語、デンマーク語、スウェーデン語、ポルトガル語)

数日でライブ稼働でき、結果を数週間で実感できる点を強みとして打ち出しています。

価格設定

  • S プラン $199/月(月間 2,000 ユニークユーザーまで、14 日間無料体験あり)
  • S+ プラン $399/月(月間 5,000 ユニークユーザーまで)
  • M プラン $599/月(月間 8,000 ユニークユーザーまで、ボタンレス設定とプロファイルインサイト)
  • M+ プラン $849/月(月間 12,000 ユニークユーザーまで、四半期ビジネスレビュー)

価格帯は中〜大規模ストア向けで、本格的なフィット課題解決ソリューションを必要とするブランドに適しています。

Retailed Size Chart & Guide

Retailed Size Chart & Guide のアプリストア画像

メタオブジェクト・メタフィールドを活用した動的サイズチャートを、ドラッグ & ドロップで作成できるアプリです。

特徴・機能

Retailed Size Chart & Guide は、商品ジャンルを問わず、テーマエディタから直感的にサイズチャートを編集できるアプリです。コーディング不要でカスタマイズでき、リッチコンテンツ(テーブル・画像・動画・タブ)にも対応しているため、視覚的にわかりやすいガイドを作成できます。

主な機能は以下のとおりです。

  • ドラッグ & ドロップでサイズチャートを編集できる UI
  • メタオブジェクト・メタフィールドを使った動的なデータソース連携
  • テーマエディタ完全対応で、Shopify 内の操作で完結
  • テーブル、画像、動画、タブを織り交ぜたリッチコンテンツ対応
  • 商品単位・コレクション単位など柔軟な表示制御

スニーカー・アパレル・アクセサリー・オーダーメイド商品まで幅広く対応できる柔軟性が魅力です。

価格設定

  • Free プラン:2 つまでのアクティブサイズチャート、基本カスタマイズ
  • Advanced プラン $14.99/月:無制限サイズチャート、上級サポート、ウォーターマーク削除

無料プランでも基本機能は試せるので、まず気軽に導入してから判断できる点が嬉しいポイントです。

DBRMAN: Outfit Builder

DBRMAN: Outfit Builder のアプリストア画像

ドラッグ & ドロップで自分だけのコーディネートを組み立てられる、参加型の商品比較アプリです。

特徴・機能

DBRMAN: Outfit Builder は、お客様が静的な商品グリッドを眺めるのではなく、自分でアイテムをレイヤリングしながらコーディネートを組み立てて遊べるアプリです。商品ページや特集ページで、お客様の能動的な参加を引き出すことで、印象に残る購買体験を提供できます。

主な機能は以下のとおりです。

  • 直感的なドラッグ & ドロップによるアウトフィットビルダー
  • 整然としたグリッド〜自由なスキャッターまで柔軟なレイアウト
  • 各アイテムは商品ページや指定 URL へのショッパブルリンク化
  • タッチ・モーション操作対応で、PC とモバイルでシームレスに動作
  • 複数のビルダーを同時に運用でき、新作ドロップやコラボ企画に活用可能

エンタメ性と販促性を両立させたい、ファッション・ライフスタイル系のストアに向いています。

価格設定

  • Free Forever:1 ビルダーコレクション、最大 10 アイテム、隠れた手数料なし
  • Silver $9/月:最大 50 アイテム / ビルダー、ランダム化モード、最大 2 ビルダー
  • Gold $14/月:最大 100 アイテム / ビルダー、ヘッダ・フッタ非表示、最大 5 ビルダー
  • Platinum $25/月:無制限アイテム、最大 10 ビルダー

無料プランから始められるので、運用の感触を確かめてから有料プランへ移行できます。

Kiwi サイズ表 & サイズ推薦システム

Kiwi サイズ表&サイズ推薦システムのアプリストア画像

アメリカ拠点の Staytuned 社が提供する、評価 4.8(1,000 件超)の人気サイズ表アプリです。

特徴・機能

Kiwi サイズ表 & サイズ推薦システムは、Staytuned 社が提供する、商品比較カテゴリーのサイズ推奨アプリです。レビュー数 1,000 件超・評価 4.8 と、商品比較ジャンルの中でもとくに高い実績を持ちます。

主な機能は以下のとおりです。

  • モーダル形式のサイズレコメンダーとサイズチャート表示
  • サイズチャートエディタによる柔軟なチャート作成
  • 商品ページに自然に組み込めるアプリブロック
  • バリエーション・コレクション・タグなどによる柔軟な表示制御

無料で使い始められ、レビュー実績が圧倒的に多いため、サイズ表アプリを選ぶならまず候補に挙がる定番アプリです。

価格設定

  • 無料プラン:基本機能を無料で利用可能

英語のみの対応となるため、日本語ストアでは設定画面を読み解く力が求められます。

AI Ring Sizer & Size Guide

AI Ring Sizer & Size Guide のアプリストア画像

写真と AI を組み合わせて指輪のサイズ測定をオンラインで完結できる、ジュエリー特化アプリです。

特徴・機能

AI Ring Sizer & Size Guide は、ジュエリーストア向けに特化した AI ベースの指輪サイズ測定アプリです。お客様は手とサイズの基準となるカードを一緒に撮影するだけで、AI が瞬時に最適なリングサイズを推奨してくれます。

主な機能は以下のとおりです。

  • 写真ベースの AI リングサイズ測定(4 本指対応:Growth プラン)
  • 4 本の指それぞれにトップ 3 サイズを表示する動的結果テーブル
  • 国際サイズ対応(US / UK / EU / Spain)とカスタムサイズチャート
  • デスクトップとモバイルの QR シンク機能
  • スペイン語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語に対応

エンゲージメントリングやウェディングバンド、スマートリングを扱うストアに最適化されたアプリです。

価格設定

  • Free プラン:リングサイズガイド、市場別ローカライズチャート
  • Starter $99/月:AI 写真サイズ測定(薬指のみ)、月間 3,000 PDV まで
  • Growth $299/月:AI 写真サイズ測定(4 本指)、カスタムチャート、月間 10,000 PDV まで

ジュエリーは購入失敗率が高いカテゴリーなので、上位プランの料金でも導入価値は十分にあります。

サンプルコードでスペック比較テーブルを実装する

「アプリを使わずにテーマで簡単な比較テーブルを実装したい」という場合のサンプルコードを紹介します。Liquid を使って商品ページに静的なスペックテーブルを埋め込む例です。

{% comment %} sections/product-spec-table.liquid {% endcomment %}
<table class="product-spec-table">
  <thead>
    <tr>
      <th>項目</th>
      <th>{{ product.title }}</th>
      {% for compare_handle in section.settings.compare_handles | split: "," %}
        {% assign compare_product = all_products[compare_handle | strip] %}
        {% if compare_product %}
          <th>{{ compare_product.title }}</th>
        {% endif %}
      {% endfor %}
    </tr>
  </thead>
  <tbody>
    {% for spec in section.blocks %}
      {% if spec.type == "spec" %}
        <tr>
          <td>{{ spec.settings.label }}</td>
          <td>{{ product.metafields.spec[spec.settings.key] }}</td>
          {% for compare_handle in section.settings.compare_handles | split: "," %}
            {% assign compare_product = all_products[compare_handle | strip] %}
            {% if compare_product %}
              <td>{{ compare_product.metafields.spec[spec.settings.key] }}</td>
            {% endif %}
          {% endfor %}
        </tr>
      {% endif %}
    {% endfor %}
  </tbody>
</table>

{% schema %}
{
  "name": "スペック比較テーブル",
  "settings": [
    {
      "id": "compare_handles",
      "type": "text",
      "label": "比較したい商品のハンドル(カンマ区切り)"
    }
  ],
  "blocks": [
    {
      "type": "spec",
      "name": "スペック項目",
      "settings": [
        { "id": "label", "type": "text", "label": "項目名" },
        { "id": "key", "type": "text", "label": "メタフィールドのキー" }
      ]
    }
  ],
  "presets": [{ "name": "スペック比較テーブル" }]
}
{% endschema %}

<style>
.product-spec-table { width: 100%; border-collapse: collapse; }
.product-spec-table th,
.product-spec-table td {
  border: 1px solid #e5e7eb;
  padding: 12px;
  text-align: center;
}
.product-spec-table thead th { background-color: #f9fafb; }
.product-spec-table tbody tr:nth-child(even) { background-color: #fafafa; }
</style>

このコードを使うには、まず Shopify 管理画面で商品メタフィールドに spec ネームスペースを作り、項目ごとにキーを定義しておきます。テーマエディタからセクションを商品ページに追加し、比較したい商品ハンドルをカンマ区切りで入力すれば、商品ごとのメタフィールド値が横並びで表示されます。

ただし、この実装には以下のような制約があります。

  • 商品をその場で入れ替えるドロップダウンや動的な切替は実装されていない
  • モバイル対応や見た目のカスタマイズは追加で CSS を書く必要がある
  • 比較項目をプリセット化したり、コレクションから自動取得したりする機能は別途実装が必要
  • Liquid とメタフィールドの設計知識が求められる

そこで、ノーコードで比較モーダル・プリセット・カスタマイズまで一気通貫で実現できる「シンプル商品仕様比較|お手軽スペック比較テーブル」のようなアプリを使うのが、結果的にもっとも費用対効果が高い選択肢になります。

価格比較

各アプリの料金と特徴を箇条書きでまとめました。

  • シンプル商品仕様比較|お手軽スペック比較テーブル
    料金:$3.99/月(7 日間無料体験あり)
    特徴:横並び比較モーダル、プリセット機能、ノーコードカスタマイズ

  • Faslet Size & Fit
    料金:$199〜$849/月(14 日間無料体験あり)
    特徴:ML サイズ推奨、ロストセールス追跡、ヨーロッパ大手導入実績

  • Retailed Size Chart & Guide
    料金:無料〜$14.99/月
    特徴:ドラッグ & ドロップ編集、メタオブジェクト連携

  • DBRMAN: Outfit Builder
    料金:無料〜$25/月
    特徴:ドラッグ & ドロップでコーデ作成、参加型購買体験

  • Kiwi サイズ表 & サイズ推薦システム
    料金:無料
    特徴:高評価のサイズチャート、サイズレコメンダー

  • AI Ring Sizer & Size Guide
    料金:無料〜$299/月(5 日間無料体験あり)
    特徴:写真ベース AI リングサイズ測定、4 本指対応

Shopify アプリの日本語サポート

各アプリの日本語サポート対応状況です。

  • シンプル商品仕様比較|お手軽スペック比較テーブル:日本語対応あり(管理画面・サポートともに日本語)
  • Faslet Size & Fit:日本語非対応
  • Retailed Size Chart & Guide:日本語非対応
  • DBRMAN: Outfit Builder:日本語非対応
  • Kiwi サイズ表 & サイズ推薦システム:日本語非対応
  • AI Ring Sizer & Size Guide:日本語非対応

使いやすさ

今回ご紹介したアプリの中で、特におすすめは「シンプル商品仕様比較|お手軽スペック比較テーブル」です。理由は次のとおりです。

  • 日本製アプリで管理画面が日本語のため、設定や運用に迷わない
  • 価格・サイズ・素材など、商品ジャンルを問わず使えるシンプルなスペック比較に特化
  • プリセット機能で運用効率が高く、商品数が多いストアでも使いやすい
  • $3.99/月のシンプルな料金体系で、コストパフォーマンスが高い
  • 「テーマに追加」ボタンで 1 クリック設置でき、ノーコードでカスタマイズも可能

「まずは商品比較・スペック比較を導入したい」「日本語の安心感が欲しい」というストアの方は、最初の選択肢として強くおすすめできます。

終わりに

商品比較・スペック比較テーブルは、お客様の意思決定を後押しし、購入率と顧客満足度を高めるための強力な武器になります。導入のハードルはアプリを使えばぐっと下がるので、まずは無料体験のあるアプリから試してみてはいかがでしょうか。

参考記事

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