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今回の記事は Shopify App Store で提供されている、商品の割引率を表示するアプリについての記事です。
今回は、以下の記事を参考にしています。
「割引率表示」とは、商品がセール価格になっているときに、商品ページやコレクションページ上で 「◯%OFF」 や 「◯円お得」 のように、値引きインパクトを“見える化”することです。
Shopify では、通常価格(Compare at price)と販売価格(Price)の差分を使って割引を表現できますが、テーマによっては 割引率が自動で表示されない ことも多く、アプリ導入やテーマへの軽いカスタマイズで補うケースが一般的です。
割引率表示の導入により得られる利点について解説します。
セール訴求が直感的になる
「値引き後の価格」だけだとお得感が伝わりづらい場面があります。%OFF 表示は、初見でも価値が伝わりやすく、セール導線が強くなります。
比較検討のストレスを減らせる
顧客は頭の中で「どれくらい安いのか」を計算しがちです。割引率を見せることで、比較が速くなり、購入までの摩擦を減らせます。
コレクションページで“回遊→クリック”が増える
一覧ページで割引バッジが見えると、セール商品が埋もれにくくなります。結果的に商品詳細への遷移が増えやすいです。
値引きの理由づけがしやすい
「期間限定」「在庫限り」「まとめ買い」など、割引と一緒にラベルを出すと納得感が増します。ラベル・バッジ系アプリはここが強いです。
広告・SNS 流入の即時理解を助ける
広告や SNS から来た顧客は滞在時間が短いことも多いです。ファーストビューで割引率が見えると、判断が速くなります。
単価アップ(まとめ買い)施策と相性が良い
階段割引(数量割引)や「まとめ買いで◯%」など、割引の見せ方を強化すると平均注文単価(AOV)にも繋げやすいです。
クーポン依存を減らせる
クーポンコード入力が必要な設計は、面倒で離脱につながることもあります。自動割引+表示を整えると、体験がスムーズになります。
多言語・多通貨ストアでも訴求を統一しやすい
多言語対応のアプリなら、ストアの言語に合わせて割引ラベル文言を出し分けできます。
テーマ改修よりも速く検証できる
ノーコードや 1クリック導入のアプリなら、まずは小さく試して当たりを付けられます(もちろん、後述のコーディング実装で軽量化する選択もあります)。
割引率表示アプリを選択する際には、アプリが提供する特定の機能に注目することが重要です。以下に、選定時に重視すべきポイントをまとめます。
割引率表示は一見シンプルですが、実運用では「どこに表示するか」「どの条件で出すか」「ストアのデザインに馴染むか」で成果が変わります。
まずは 商品ページだけ なのか、一覧やカートまで含めて訴求したい のかを決めると、アプリ選定が一気に楽になります。
アプリを入れずに、テーマ側で割引率を表示したい場合の実装例です。
Online Store 2.0 テーマ(例:Dawn 系)を想定し、セール時だけ「◯%OFF(◯円お得)」 を表示します。
※編集前にテーマを複製してバックアップすることをおすすめします。
compare_at_price(元値)が price(売値)より大きいときだけセール(compare_at_price - price) * 100 / compare_at_pricecompare_at_price - pricesnippets/discount-badge.liquid を新規作成して、以下を貼り付けます。
{%- comment -%}
discount-badge.liquid
使い方:
- product オブジェクトがある場所で render してください
- 例:{% render 'discount-badge', product: product %}
{%- endcomment -%}
{%- liquid
assign v = product.selected_or_first_available_variant
assign compare = v.compare_at_price
assign price = v.price
assign has_discount = false
if compare and compare > price and compare > 0
assign has_discount = true
assign discount_amount = compare | minus: price
assign discount_rate = discount_amount | times: 100 | divided_by: compare
endif
-%}
{%- if has_discount -%}
<span class="ur-discount-badge" aria-label="割引率">
{{ discount_rate }}%OFF({{ discount_amount | money }}お得)
</span>
{%- endif -%}
商品テンプレート(例:sections/main-product.liquid)で、価格が表示されている近くに以下を追加します。
{% render 'discount-badge', product: product %}
ポイントは、価格と同じブロック付近に置くことです。テーマによってはバリエーション変更時に価格表示だけ差し替えるため、同じエリアに置くと表示の整合が取りやすいです。
商品カード(例:snippets/card-product.liquid)で、商品画像やタイトル付近に以下を追加します。
{% render 'discount-badge', product: product %}
一覧ページは見た目が詰まりやすいので、「%OFFだけ表示」にしたい場合は snippet の中身を以下のように簡略化しても OK です。
{{ discount_rate }}%OFF
assets/base.css または assets/theme.css に追加します。
.ur-discount-badge {
display: inline-block;
padding: 0.25rem 0.5rem;
border-radius: 9999px;
font-weight: 700;
font-size: 0.875rem;
line-height: 1;
border: 1px solid rgba(0, 0, 0, 0.15);
background: rgba(0, 0, 0, 0.06);
}
この実装で「まずは割引率を見せたい」は十分満たせます。
一方で、「条件出し分け」「複数ラベル」「自動スケジュール」「バッジテンプレ」までやるなら、ここから紹介するアプリの方が運用が楽です。
商品ページに割引率・割引額をサクッと表示。ノーコードで文言も見た目も調整できる軽量アプリ。
割引率表示アプリの導入を検討する際、最初におすすめしたいのがこのアプリです。
商品ページに 割引率(%OFF) や 割引額(◯円お得) をカスタムラベルで表示でき、セールやプロモーションの訴求を強化できます。コーディング不要でセットアップできるので、「まず試してみたい」に向いています。
レビューはまだ 0 件(評価 0.0)なので、導入する場合は 無料体験で表示崩れがないか を先に確認するのがおすすめです。
1週間の無料期間もあるので、ぜひお試しください。
シンプル割引率表示|お手軽値引き率・ディスカウント表示
また、公式ご利用ガイドもあるので合わせてご参照ください。
公式ご利用ガイド

カートで割引を「重ねがけ」しつつ、商品ラベルでも訴求できる。割引運用を攻めたいストア向け。
「割引率を見せる」だけでなく、割引そのものの運用を強化したい場合に選択肢になるのがこのアプリです。
カート上でディスカウントコードをスタックできる設計や、階段割引(ティアード割引)、商品ラベル、バンドルなど、販促施策が一通り揃っています。
日本語翻訳はない(英語のみ)ため、運用担当が英語 UI に抵抗がない場合におすすめです。
Trial/Dev Plan
無料(有料プランのショップには適用されない旨の記載あり)
Pro Plan
$19.95/月
7日間の無料体験
Shopify Plus Shop
$49.95/月
7日間の無料体験

セール・割引を“バッジ”で分かりやすく。テンプレが豊富で、ルール設定も柔軟な定番ラベルアプリ。
割引率表示を「見せ方」で強化したいなら、ラベル・バッジ系はかなり強いです。
Sami はデザイン済みバッジが豊富で、セールや割引、在庫少、在庫切れなどの訴求がしやすい構成です。タグ・コレクション・在庫・価格などでルールを組めるため、運用に乗せやすいのもポイントです。
無料
ラベル/ハイライトを 2 つ作成
トラストバッジ無制限
ほか制限あり
ゴールド
$9.90/月(または $99/年)
7日間の無料体験
ダイヤモンド
$14.90/月(または $149/年)
7日間の無料体験

AI で 1 分作成。割引商品の自動計算バッジや分析まで含めて、本気でラベル運用したい人向け。
DECO は「割引率を表示したい」を、より運用寄りに拡張してくれる印象のアプリです。
割引商品向けの自動計算・表示、複数バッジの同時表示、条件の細かい出し分け、さらにパフォーマンス分析まで入っているので、販促設計を強化したいストアに向きます。
英語のみ(日本語翻訳なし)なので、そこだけ注意です。
Free
制限付きで無料運用(ラベル/バッジ数や対象商品数に上限あり)
Starter
$9/月(または $86.40/年)
3日間の無料体験
Shopify Plus の場合は追加料金の記載あり
Growth
$19/月(または $182.40/年)
3日間の無料体験
Shopify Plus の場合は追加料金の記載あり
Unlimited
$39/月(または $374.40/年)
Shopify Plus の場合は追加料金の記載あり
“アプリ限定割引”やラベルで、モバイル体験ごと強化。割引率表示を「アプリ内販促」に広げたい人向け。
少し毛色は違いますが、「割引の見せ方」を突き詰めるならモバイルアプリは強い選択肢です。
SimiCart は、ノーコードで iOS / Android アプリを作成でき、アプリ内のバナーやラベル、アプリ限定ディスカウントなどで販促を設計できます。
「Web ストア上の割引率表示」だけが目的ならオーバースペックになりがちですが、LTV 改善やプッシュ通知も含めて伸ばしたい場合は検討価値があります。
Free
20 ブロックまでのホームカスタマイズ等(プラン内機能に上限あり)
BASIC
$49/月
PRO
$99/月
PREMIUM
$199/月

商品・数量・カート・BOGO・配送割引まで一括。さらにセールバッジやウィジェットで“割引を見せる”まで対応。
割引率表示を「見せる」だけでなく、割引の種類を増やして売上を取りに行きたい場合に強いのが Discount Mixer です。
商品割引、数量割引、カート割引、配送割引などを作成・組み合わせでき、カスタムウィジェット、セールバッジ、カウントダウンタイマーで視認性も上げられます。
日本語を含む多言語対応なのも運用上ありがたいポイントです。
無料
最大 3 件のキャンペーン
ほか上限あり
エッセンシャル
$1/月(期間限定の記載あり)
3日間の無料体験
プロ
$2/月(期間限定の記載あり)
3日間の無料体験
アルティメット
$49.99/月(または $479.90/年)

Lably は、ラベルやバッジの「出し分け条件」をしっかり持たせたいときに便利なアプリです。
割引率の範囲(例:20%OFF 以上だけ表示)や在庫条件で出し分けできるので、セールの設計が細かいストアほど真価が出ます。
英語・欧州言語中心で、日本語翻訳はない点に注意です。
Free
ルール数に制限あり
Basic
$5.99/月(または $57.50/年)
7日間の無料体験
Grow
$7.99/月(または $76.70/年)
7日間の無料体験
Plus
$14.99/月(または $143.90/年)
7日間の無料体験
割引率表示を目的に「まず試しやすい」価格帯で整理します(機能上限や条件があるプランも含みます)。
まずは無料で試したい
DECO Product Labels & Badges(無料プランあり)
SimiCart(無料プランあり)
Discount Mixer(無料プランあり)
Lably(無料プランあり)
DiscountYard(Trial/Dev が無料。ただし条件の記載あり)
月額が軽く、商品ページに割引率を出すのが主目的
シンプル割引率表示($2.99/月)
割引運用も含めて強化したい(割引の種類・組み合わせ・ウィジェット等)
DiscountYard($19.95/月〜)
Discount Mixer($1/月〜の記載あり、上位は $49.99/月)
モバイルアプリで販促全体を伸ばしたい
SimiCart($49/月〜)
Shopify アプリにおいて日本語サポート(少なくとも日本語表示があるか)は非常に重要です。翻訳機能を用いてサポート依頼をしても、意図が伝わらず時間がかかるケースもあるため、可能なら日本語対応を優先したいところです。
本記事の「アプリ情報」内の言語欄ベースで整理します。
日本語に対応している(言語に日本語の記載あり)
シンプル割引率表示
Sami Product Labels & Badges
SimiCart
Discount Mixer
日本語に翻訳されていない(英語のみ等の記載あり)
DiscountYard — Stack Discounts
DECO Product Labels & Badges
Lably—Product Labels & Badges
割引率表示アプリで、管理画面が日本語であることを除いても、まずは 「シンプル割引率表示」 が最もシンプルに導入しやすい構成です。商品ページに割引率・割引額を出す目的に対して機能が絞られており、ノーコードで完結しやすいのが理由です。
一方で、割引率表示を「バッジ運用」に広げるなら Sami / DECO / Lably のようなラベル系が強く、割引の種類・組み合わせまで含めて伸ばすなら Discount Mixer / DiscountYard が候補になります。
「どこで、何を、どれくらい出し分けたいか」で最適解が変わるので、迷ったら次の順で選ぶのがおすすめです。
今回は、Shopify の 「商品の割引率を表示するアプリ 7 選」 を紹介しました。
割引率表示は「たった一言」に見えますが、売上に直結しやすい改善のひとつです。
どのアプリをインストールするか迷っている場合は、まず 無料プランや無料体験 で表示確認だけでも試してみてください。
また、アプリを使わずにテーマ側で割引率を表示したい場合は、上記の 「コーディングで割引率を表示する方法」 の実装例も参考にしてみてください。
ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
今回は、以下の記事を参考にしています。