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今回の記事は Shopify App Store で提供されている、お問い合わせフォームカスタマイズアプリについての記事です。
Shopify ストアを運営していると、「デフォルトのお問い合わせフォームだけでは項目が足りない」「ページごとに異なるフォームを設置したい」「フォームのデザインをストアに合わせてカスタマイズしたい」といった悩みが出てくることがあります。この記事では、Shopify のお問い合わせフォームをカスタマイズできるアプリを 12 個厳選してご紹介します。
お問い合わせフォームとは、Web サイトやオンラインストアに設置される入力フォームのことで、訪問者がストア運営者に質問や相談、要望などのメッセージを送信するために使用します。一般的なお問い合わせフォームには、名前・メールアドレス・件名・お問い合わせ内容といった入力欄が設けられています。
Shopify には標準でお問い合わせフォーム(コンタクトフォーム)が用意されていますが、入力項目は「名前」「メールアドレス」「メッセージ」の 3 つに限られており、ラジオボタンやチェックボックス、ドロップダウンなどの入力タイプを追加することはできません。また、複数のフォームを作成してページごとに設置を分けるといった運用も、デフォルトの機能だけでは実現が難しい状況です。
こうした制限を解消するために、多くのストア運営者がお問い合わせフォームアプリを導入しています。アプリを使えば、フォームの項目追加やデザインカスタマイズ、複数フォームの管理などをノーコードで実現できます。
お問い合わせフォームアプリについて調べるにあたり、以下の記事を参考にしています。
顧客との接点を増やせる
お問い合わせフォームをストアに設置することで、顧客が気軽に質問や相談を送れる環境を整えられます。メールアドレスをコピーして別のメーラーを開く手間がなくなるため、問い合わせのハードルが大幅に下がります。
必要な情報を漏れなく収集できる
フォームの入力項目をカスタマイズすれば、お問い合わせの種類や優先度、商品に関する詳細など、対応に必要な情報をあらかじめ収集できます。ラジオボタンやドロップダウンを使えば、顧客が選択するだけで正確な情報が得られます。
スパムメールを軽減できる
メールアドレスを直接公開するとスパムメールが大量に届くリスクがありますが、お問い合わせフォームを経由させることで、不要なメールを減らすことができます。reCAPTCHA などのスパム対策機能を追加すればさらに安心です。
対応の効率化につながる
フォームの項目で「お問い合わせの種類」を選択してもらうことで、内容に応じた担当者への振り分けがスムーズになります。定型的な質問はフォームの説明テキストで事前に回答を提示しておくことも可能です。
ストアの信頼性を高める
整ったお問い合わせフォームが設置されていることで、顧客は「このストアはしっかり運営されている」「困ったときに相談できる」という安心感を持てます。特に初めて訪問する顧客にとって、問い合わせ手段の有無は購入判断に影響します。
複数の用途に対応できる
お問い合わせフォームアプリを使えば、一般的なお問い合わせだけでなく、資料請求フォーム、アンケートフォーム、卸売り問い合わせフォームなど、用途に応じたフォームを複数作成して管理できます。
Shopify App Store には多くのお問い合わせフォームアプリが公開されています。自分のストアに最適なアプリを選ぶために、以下のポイントを確認しましょう。
これらのポイントを踏まえて、次のセクションでおすすめのお問い合わせフォームアプリを 12 個ご紹介します。
テキスト・メール・ラジオボタン・チェックボックス・ドロップダウンなどのフィールドを組み合わせて、オリジナルのお問い合わせフォームをノーコードで作成・設置できる Shopify アプリ。
「シンプルお問い合わせフォーム|コンタクトフォームカスタマイズ」は、Shopify ストアにオリジナルのお問い合わせフォームをかんたんに設置できるアプリです。テキスト入力、テキストエリア、メールアドレス、ラジオボタン、チェックボックス(複数選択可)、ドロップダウン、説明テキストの 7 種類のフィールドを自由に組み合わせてフォームを作成できます。
Basic Plan $9.99/月
インストールから 7 日間、無料でアプリをお試しいただけます。年払いで実質 2 ヶ月分無料でお得にご利用いただけます。
詳細なご利用ガイドはこちら

コーディング不要でお問い合わせフォームを作成・カスタマイズでき、ポップアップやバブル表示にも対応したフォームビルダー。
Qikify お問い合わせフォームビルダーは、連絡先フォーム、卸売フォーム、アンケートフォームなど、さまざまなニーズに合わせたカスタムフォームを作成できるアプリです。フォームの表示形式もポップアップ、バブル、埋め込みと選べるため、ストアのデザインに合わせた柔軟な設置が可能です。

AI 生成機能を搭載したドラッグ&ドロップ式のフォームビルダー。ポップアップ・埋め込み・フローティングバブルなど多彩な表示形式に対応。
K: Contact Form Builder は、ドラッグ&ドロップと AI 生成機能を組み合わせた効率的なフォームビルダーアプリです。お問い合わせフォームのほか、サインアップフォームやデータ収集フォームなど、多用途に使えます。ファイルアップロードにも対応しており、画像や書類の添付が必要な問い合わせにも対応可能です。

技術的な知識不要でプロフェッショナルなフォームを作成でき、Mailchimp・Klaviyo・Google カレンダーなど豊富なサードパーティ連携を備えたフォームビルダー。
Powerful Contact Form Builder は、2,236 件以上のレビューで評価 4.9 を獲得している人気のフォームビルダーアプリです。お問い合わせフォームだけでなく、顧客登録フォーム、ファイルアップロードフォーム、フィードバックフォーム、卸売注文フォームなど、多種多様なフォームを作成できます。条件付きロジックやキャプチャなどの高度な機能も搭載しています。

ストアの全ページにフローティング「お問い合わせ」ボタンを追加し、ワンクリックでお問い合わせフォームを表示できるアプリ。
AWIO Improved Contact Form は、ストアの各ページの隅にフローティングの「お問い合わせ」ボタンを追加するアプリです。訪問者がボタンをクリックするとお問い合わせフォームが表示され、メッセージを送信できます。プロモーションバナーやクーポンポップアップ、ソーシャルメディアボタンなどの追加ウィジェットも利用可能です。
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AI フォームビルダーを搭載し、多言語・マルチステップフォーム・条件ロジックなど高度な機能を備えたカスタムフォーム作成アプリ。
FormCRM AI Custom Form Builder は、AI を活用してプロフェッショナルなフォームを素早く作成できるアプリです。多言語対応やマルチステップフォーム、条件付きロジックなどの高度な機能を備えており、お問い合わせフォームだけでなく、ニュースレターポップアップ、保証フォーム、アンケート、注文フォーム、卸売フォームなど幅広い用途に対応しています。

ドラッグ&ドロップでフォームを構築し、マルチステップ・UTM トラッキング・ポップアップフォームなど高度な機能を備えた 20 言語対応フォームビルダー。
Hulk Form Builder は、基本的なお問い合わせフォームから複雑なマルチステップフォームまで幅広く対応できる高機能フォームビルダーです。ドラッグ&ドロップで直感的にフォームを構築でき、ファイルアップロードが無制限に利用できるため、画像や書類の添付が必要な問い合わせにも最適です。

定義済みテンプレートと 33 言語対応で、顧客タグ付与や Facebook ピクセル連携など独自機能を備えたコスパ抜群のフォームビルダー。
SK Contact Form Builder は、Contact Us・Booking・Warranty・Wholesale Inquiry といった定義済みテンプレートが用意されており、ゼロからフォームを設計する手間を省けるアプリです。33 言語に対応しており、多言語ストアでの利用にも適しています。

ショップ全言語への翻訳機能と OS 2.0 テーマ自動スタイリングが特徴的。WCAG 準拠でアクセシビリティにも配慮したフォームビルダー。
Formful – Contact Form Builder は、多言語対応と自動スタイリングに強みを持つフォームビルダーです。ショップで使用しているすべての言語にフォームとメールを翻訳でき、OS 2.0 テーマに対応した自動スタイリングで手間なくデザインを統一できます。

AI フォーム自動生成と PayPal/USDC 決済対応が特徴。卸売注文フォームや返品フォームなど幅広い用途に対応した多機能フォームビルダー。
Pify AI Contact Form Builder は、AI を活用したフォーム自動生成機能を搭載した多機能フォームビルダーです。お問い合わせフォームだけでなく、返品・交換フォーム、卸売注文フォーム、予約フォーム、サブスクリプションフォームなど、幅広い用途に対応しています。

無料プランでも無制限送信に対応。マルチステップ・条件分岐・部署振り分けなど本格的なカスタマーサポートフォームを構築できるフォームビルダー。
S: Contact Form Builder は、無料プランでも無制限のフォーム送信に対応しているのが大きな魅力のアプリです。ポップアップフォームと埋め込みフォームの両方に対応し、マルチステップや条件分岐で高度なフォームを構築できます。

完全無料で AI フォームビルダー・マルチステップ・条件分岐・ファイルアップロードなど有料級の機能をすべて利用できるフォームビルダー。
Primy AI Contact Forms Builder は、月額料金なしで有料アプリ並みの機能をすべて無料で利用できるフォームビルダーです。AI によるフォーム自動生成やマルチステップ、条件分岐、ファイルアップロード、外部サービス連携まで、完全無料で提供されています。
アプリを使わずに、Shopify のテーマコードを編集してお問い合わせフォームをカスタマイズすることも可能です。ここでは、Liquid テンプレートを使った基本的なお問い合わせフォームの実装例を紹介します。
テーマエディタで「カスタム Liquid」セクションを追加するか、テーマのテンプレートファイルを直接編集して、以下のコードを追加します。
<div class="custom-contact-form">
<h2 class="custom-contact-form__title">お問い合わせ</h2>
<p class="custom-contact-form__description">ご質問やご要望がございましたら、以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。</p>
{% form 'contact' %}
{% if form.posted_successfully? %}
<div class="custom-contact-form__success">
<p>お問い合わせを受け付けました。ありがとうございます。</p>
</div>
{% endif %}
{% if form.errors %}
<div class="custom-contact-form__errors">
{{ form.errors | default_errors }}
</div>
{% endif %}
<div class="custom-contact-form__field">
<label for="contact-name">お名前 <span class="required">*</span></label>
<input
type="text"
id="contact-name"
name="contact[{{ 'contact.form.name' | t }}]"
value="{{ form.name }}"
required
>
</div>
<div class="custom-contact-form__field">
<label for="contact-email">メールアドレス <span class="required">*</span></label>
<input
type="email"
id="contact-email"
name="contact[email]"
value="{{ form.email }}"
autocomplete="email"
required
>
</div>
<div class="custom-contact-form__field">
<label for="contact-subject">お問い合わせの種類</label>
<select id="contact-subject" name="contact[お問い合わせの種類]">
<option value="">選択してください</option>
<option value="商品について">商品について</option>
<option value="配送について">配送について</option>
<option value="返品・交換について">返品・交換について</option>
<option value="その他">その他</option>
</select>
</div>
<div class="custom-contact-form__field">
<label for="contact-body">お問い合わせ内容 <span class="required">*</span></label>
<textarea
id="contact-body"
name="contact[{{ 'contact.form.message' | t }}]"
rows="6"
required
>{{ form.body }}</textarea>
</div>
<button type="submit" class="custom-contact-form__submit">
送信する
</button>
{% endform %}
</div>
フォームの見た目を整えるために、以下の CSS をテーマの CSS ファイルに追加します。
.custom-contact-form {
max-width: 640px;
margin: 40px auto;
padding: 2rem;
}
.custom-contact-form__title {
text-align: center;
font-size: 24px;
font-weight: bold;
margin-bottom: 8px;
}
.custom-contact-form__description {
text-align: center;
color: #666;
margin-bottom: 32px;
}
.custom-contact-form__field {
margin-bottom: 24px;
}
.custom-contact-form__field label {
display: block;
font-weight: bold;
margin-bottom: 8px;
font-size: 14px;
}
.custom-contact-form__field .required {
color: #ff0000;
}
.custom-contact-form__field input,
.custom-contact-form__field textarea,
.custom-contact-form__field select {
width: 100%;
padding: 10px 12px;
border: 1px solid #ccc;
border-radius: 4px;
font-size: 16px;
background-color: #fff;
}
.custom-contact-form__field textarea {
resize: vertical;
}
.custom-contact-form__submit {
display: block;
width: 100%;
padding: 12px;
background-color: #000;
color: #fff;
border: none;
border-radius: 4px;
font-size: 16px;
cursor: pointer;
transition: opacity 0.2s;
}
.custom-contact-form__submit:hover {
opacity: 0.8;
}
.custom-contact-form__success {
background-color: #d4edda;
color: #155724;
padding: 12px 16px;
border-radius: 4px;
margin-bottom: 24px;
}
.custom-contact-form__errors {
background-color: #f8d7da;
color: #721c24;
padding: 12px 16px;
border-radius: 4px;
margin-bottom: 24px;
}
コードを直接編集してお問い合わせフォームをカスタマイズする方法は、自由度が高い反面、いくつかの注意点があります。
コーディングに慣れていない場合や、ラジオボタン・チェックボックスなどの高度なフィールドを追加したい場合は、アプリを使う方法がおすすめです。
今回紹介した 12 個のアプリの中で、最もおすすめなのは「シンプルお問い合わせフォーム|コンタクトフォームカスタマイズ」です。管理画面からフォームを作成し、フォーム ID をテーマカスタマイズ画面に貼り付けるだけという 4 ステップのシンプルな操作で、本格的なお問い合わせフォームを設置できます。7 種類のフィールドタイプ、複数フォーム管理、細かなデザインカスタマイズに対応しながらも、日本語完全対応で迷うことなく使えるのが大きな魅力です。
Shopify ストアにお問い合わせフォームを設置することは、顧客との接点を増やし、ストアの信頼性を高めるために重要です。デフォルトのフォームでは項目追加やデザインカスタマイズに限界があるため、アプリを活用してストアに最適なフォームを作成しましょう。
今回ご紹介した 12 個のアプリはそれぞれ特徴が異なりますので、ストアの規模や必要な機能に合わせて選んでみてください。迷った場合は、日本語対応でシンプルに使える「シンプルお問い合わせフォーム|コンタクトフォームカスタマイズ」がおすすめです。