2026/01/19

Shopify で商品ページにタグを
表示できるアプリを5つ紹介!

@ 信条刃

Shopify

今回の記事は Shopify App Store で提供されている、商品ページに「商品タグ」を表示(ラベル・バッジ化)できるアプリについての記事です。

「新商品」「セール」「限定」「予約商品」など、運用で付けている商品タグを、そのまま購入導線の近くで見せたい。そんなときに役立つアプリを 5 つまとめて紹介します。
合わせて、アプリに頼らずに コーディングでタグを表示する方法(Liquid) も載せます。

商品ページに表示する「商品タグ」とは

Shopify の商品タグ(product tags)は、商品を整理・分類するために使うメタ情報です。コレクションの自動条件や、アプリの条件分岐(タグが付いている時だけバッジを出す等)にもよく利用されます。

ただし、Shopify テーマの標準状態では 商品ページ上にタグが必ず表示されるわけではありません
そのため「タグをラベルとして見せたい」「タグごとに見せ方を変えたい」という要望が出たときは、次のどちらかで実現することが多いです。

  • アプリを入れて、タグを「ラベル/バッジ」として表示する
  • テーマ(Liquid)を編集して、タグを表示する

今回はこのうち、まずは アプリでお手軽に実装する方法を中心に紹介します。

商品タグ表示を導入する利点

商品タグを商品ページ上に見える形で出すと、単なる装飾ではなく、購入判断を助ける情報設計になります。代表的なメリットをまとめます。

  1. 購入判断の迷いを減らせる
    「限定」「残りわずか」「送料無料」など、重要情報が一目で分かると、比較検討の時間を短縮できます。

  2. 重要情報の見落としを防げる
    配送条件や納期(例:予約商品)など、本文を読まないユーザーにも伝えやすくなります。

  3. 回遊中のストレスを下げられる
    コレクションから商品ページに遷移したあとも、特徴が即座に把握でき、戻る/進むの判断が速くなります。

  4. セールやキャンペーンの訴求が強くなる
    セール対象タグを付けておけば、商品点数が多くても運用でまとめて「セール」表示にできます。

  5. ブランドの統一感が出る
    ラベルの見た目を揃えることで、商品ページ全体のデザインが整い、信頼感が上がります。

  6. テストしやすい
    「新商品」ラベルを出す/出さないで CTR や CVR がどう変わるか、施策として検証できます。

  7. 運用の負担が減る
    商品説明文を個別に書き換えなくても、タグ付けだけで表示を切り替えられる運用が作れます。

  8. スタッフ間でルール化しやすい
    「ラベルはタグで管理」というルールにすると、誰が更新してもブレにくくなります。

  9. アプリ連携の拡張性が高い
    多くのラベル/バッジ系アプリはタグ条件に対応しているため、後から機能追加しやすいです。

商品タグ表示アプリの選び方

商品タグを見える化するアプリ選定では、単に「表示できる」だけでなく、運用に耐えるかが重要です。私が見るポイントは以下です。

  • 商品ページで タグ一覧をそのまま表示できる(またはタグをラベル化できる)
  • タグごとに 表示・非表示を柔軟に制御できる
  • 特定タグを 強調表示できる(「新商品」「セール」など)
  • ノーコードで 色・形・文言をカスタマイズできる
  • タグ条件(またはメタフィールド条件)で 表示ルールを作れる
  • テーマへの追加が簡単(ブロック追加、ワンクリック導入など)
  • 日本語対応(管理画面・サポート・翻訳)が必要かどうか

「とにかくタグを一覧で見せたい」のか、「タグをトリガーにバッジ運用したい」のかで最適解が変わります。
次の章で、アプリなし(コーディング)での実装も含めて整理します。

コーディングで商品ページにタグを表示する方法(アプリなし)

「アプリを増やしたくない」「タグ表示はシンプルでいい」「表示ルールは自前で作りたい」という場合は、テーマに Liquid を追加するのが最短です。

ここでは 商品ページにタグをラベル表示する実装例を載せます。Online Store 2.0 なら、コード編集が不安な場合でも「カスタム Liquid」ブロックで対応できることが多いです。

実装手順(おすすめ)

  • まずはテーマを複製(バックアップ)してから作業
  • 商品テンプレート(例:main-product.liquid)に追加
    もしくは テーマエディタで「カスタム Liquid」ブロックを商品情報付近に追加

タグをラベルとして一覧表示する Liquid(強調タグ・非表示タグつき)

{% comment %}
  商品タグをラベルとして表示する例
  - hidden_tags: 表示したくないタグ
  - highlight_tags: 強調したいタグ(例:新商品/セール/限定)
{% endcomment %}

{% if product.tags.size > 0 %}
  {% assign hidden_tags = 'internal,staff-only' | split: ',' %}
  {% assign highlight_tags = '新商品,セール,限定' | split: ',' %}

  <ul class="product-tag-list" aria-label="商品タグ">
    {% for tag in product.tags %}
      {% unless hidden_tags contains tag %}
        {% assign is_highlight = false %}
        {% if highlight_tags contains tag %}
          {% assign is_highlight = true %}
        {% endif %}

        {% comment %}
          タグごとに色を変えたい場合は case を使う
        {% endcomment %}
        {% assign label_color = '#333333' %}
        {% case tag %}
          {% when 'セール' %}
            {% assign label_color = '#d00000' %}
          {% when '新商品' %}
            {% assign label_color = '#0a7a2a' %}
          {% when '限定' %}
            {% assign label_color = '#6b2bd1' %}
        {% endcase %}

        <li
          class="product-tag{% if is_highlight %} is-highlight{% endif %}"
          style="color: {{ label_color }}; border-color: {{ label_color }};"
        >
          {{ tag }}
        </li>
      {% endunless %}
    {% endfor %}
  </ul>
{% endif %}

最低限の CSS(見た目を整える)

.product-tag-list {
  list-style: none;
  padding: 0;
  margin: 12px 0;
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  gap: 8px;
}

.product-tag {
  font-size: 12px;
  line-height: 1;
  padding: 6px 10px;
  border: 1px solid rgba(0,0,0,.2);
  border-radius: 999px;
  background: rgba(0,0,0,.02);
  white-space: nowrap;
}

.product-tag.is-highlight {
  font-weight: 700;
}

運用をラクにする小技:タグの接頭辞で「表示用タグ」だけ出す

タグを増やしすぎると「内部運用のタグまで見えてしまう」問題が起きます。
その場合は、表示専用タグを label: で統一する運用が便利です。

  • label:新商品
  • label:セール
  • label:限定
{% assign label_prefix = 'label:' %}

<ul class="product-tag-list" aria-label="商品ラベル">
  {% for tag in product.tags %}
    {% if tag contains label_prefix %}
      {% assign label_text = tag | remove: label_prefix | strip %}
      <li class="product-tag is-highlight">{{ label_text }}</li>
    {% endif %}
  {% endfor %}
</ul>

ここまでできれば、アプリを入れなくても十分に「タグの見える化」は可能です。
一方で、運用担当がノーコードで変更したい場合や、表示ルールが複雑な場合はアプリの方が安全で速いです。

おすすめの商品ページタグ表示 Shopify アプリ

ここからは、商品ページでタグを表示(ラベル/バッジ化)できるアプリを 5 つ紹介します。
「タグ一覧をそのまま見せたい」タイプと、「タグを条件にバッジを出したい」タイプが混ざっているので、用途別に読み進めてください。

シンプル商品ページラベル表示|お手軽商品タグ一覧表示設定 ☆ 迷ったらこれ

シンプル商品ページラベル表示|お手軽商品タグ一覧表示設定

商品ページで商品タグ一覧を簡単に表示できる。タグごとに表示/非表示を設定でき、指定タグの強調表示も可能。

特徴・機能

「とにかく商品ページにタグを分かりやすく出したい」というケースで、最初に検討したいアプリです。
商品タグを商品ページ上のカスタムラベルとして表示でき、ノーコードで色・テキスト・スタイルを調整できます。

特に「タグをそのまま一覧表示したい」「表示したいタグだけ出したい」「重要なタグを強調したい」といった、運用現場の“あるある”に寄り添った設計です。

  • 商品ページで商品タグをラベルとして表示
  • タグごとに表示・非表示を柔軟に設定
  • 指定タグの強調表示が可能(例:新商品、セール、限定)
  • ノーコードで見た目をカスタマイズ(色・テキスト・スタイル)
  • ワンクリックでテーマに追加、即時プレビューで調整可能
  • 日本語を含む多言語に対応

価格設定

  • Basic Plan
    $2.99/月(または $29.99/年で 16% お得)
    7 日間の無料体験あり

こんなストアにおすすめ

  • タグを「そのまま」分かりやすく表示したい
  • コーディングなしで、ラベルの見た目を整えたい
  • 日本語で管理したい(翻訳対応が欲しい)

Fordeer 商品ラベル&バッジ

Fordeer 商品ラベル&バッジ

商品バッジ、ラベル、ステッカー、信頼バッジで売上とコンバージョンをブースト。タグや在庫状況、価格など条件に合わせた表示ができる。

特徴・機能

Fordeer は、ラベル/バッジ運用を本格的にやりたい場合に強いアプリです。
「セール」「ベストセラー」「在庫切れ警告」などを、ルールベースで自動表示できます。

特に、タグを条件にラベルを出す運用(例:sale タグが付いた商品だけ SALE バッジ)と相性が良く、キャンペーンが多いストアほど真価を発揮します。

  • 事前デザインのテンプレート、または独自デザイン作成が可能
  • 価格範囲・在庫状況・タグに基づくラベル表示
  • 表示期間のスケジュール管理(イベントに強い)
  • 顧客グループ(ログイン顧客、顧客タグ)向け出し分け
  • テキストに変数を組み込む(動的テキスト)

価格設定

  • Free
    無料(ラベル・バッジ数など制限あり)
  • Standard
    $4.99/月(または $45/年)/無料体験あり
  • Professional
    $9.99/月(または $90/年)/無料体験あり
  • Advanced
    $14.99/月(または $135/年)/無料体験あり

注意点

  • アプリ自体は日本語未翻訳(英語 UI)

Essential Trust Badges & Icons

Essential Trust Badges & Icons

商品ページやカートにトラストバッジ、アイコン、バナーを表示。商品タグを使って表示するブロックを追加できる。

特徴・機能

「タグ=商品の特徴」だけでなく、「信頼情報」も購入率に直結します。
Essential は、支払いアイコン、返品保証、配送、セキュリティなど、安心材料をアイコンやバナーで分かりやすく表示できるアプリです。

注目ポイントは、商品タグを使って表示ブロックを出し分けできること。
例えば「予約商品」タグが付いている商品だけ、納期に関するバナーを表示するといった運用が組めます。

  • 多様なアイコン/バナーライブラリ
  • サイズ・フォント・カラーなどカスタマイズ
  • 商品ページや任意の場所へ柔軟に配置
  • 独自アイコンのアップロード
  • タグを使ったブロック追加(プランによって拡張)
  • レスポンシブ対応

価格設定

  • Free Plan
    無料(最大 5,000 月間ビューなど条件あり)
  • Starter
    $6.99/月(無料体験あり)
  • Essential
    $9.99/月(無料体験あり)
  • Professional
    $29.99/月(無料体験あり)

注意点

  • 日本語未翻訳(英語 UI)

TZ Trust Badges, Payment Icons

Z Trust Badges, Payment Icons

信頼バッジ、支払いアイコン、カウントダウン、フリーシッピングバーなどで AOV と CVR を改善。

特徴・機能

「タグの一覧を表示する」タイプとは少し毛色が違いますが、商品ページで“伝えるべき情報”を強化するという意味で非常に強力です。
特に、カウントダウンやフリーシッピングバー、在庫カウントなど、購入を後押しする定番要素がまとまっています。

タグ運用と組み合わせるなら、例えば次のような考え方ができます。

  • 送料無料対象 という運用タグを付けた商品だけ、フリーシッピング系の訴求を強める
  • セール タグ商品はカウントダウン(期限)と合わせて訴求する

アプリ内の機能でタグ条件が明示されていない場合でも、テーマ側で「タグがある時だけ表示する」仕組みを作れば、十分に運用できます(後述の Liquid がそのまま使えます)。

  • 支払い・信頼バッジで社会的証明を作る
  • フリーシッピングバーで客単価を押し上げる
  • カウントダウンで緊急性を出す
  • 在庫カウントで希少性を出す
  • Cookie 同意や規約チェックなどコンプライアンス系にも対応

価格設定

  • 無料

注意点

  • 日本語未翻訳(英語 UI)

Hukify Product Labels & Badges

Hukify Product Labels & Badges

目を引く商品ラベルでマーケティングキャンペーンを最適化。商品タグやコレクション単位でラベルを設定できる。

特徴・機能

Hukify は「タグやコレクションでラベルを付けたい」運用に向いたアプリです。
テキストラベルを動的に生成できる(変数)点も魅力で、セール文言や訴求を柔軟に運用できます。

  • ラベル/バッジのアップロード&カスタマイズ
  • 商品、コレクション、商品タグ単位で設定
  • 複数のラベル/バッジを同一商品に表示
  • 表示位置や表示ページの指定
  • テキストラベルで高度な動的変数に対応(プランによる)

価格設定

  • Basic
    無料(ラベル数・対象商品数など制限あり)
  • Premium
    $9.99/月(無料体験あり)

注意点

  • 日本語未翻訳(英語 UI)

価格比較(ざっくり把握したい方向け)

「まずは月額いくらから始められるか」を、ざっくり比較します(詳細は各アプリのプラン説明参照)。

  • シンプル商品ページラベル表示
    $2.99/月(7 日無料体験あり)

  • Fordeer 商品ラベル&バッジ
    無料プランあり(有料は $4.99/月〜、無料体験あり)

  • Essential Trust Badges & Icons
    無料プランあり(有料は $6.99/月〜、無料体験あり)

  • TZ Trust Badges, Payment Icons
    無料

  • Hukify Product Labels & Badges
    無料プランあり(有料は $9.99/月〜、無料体験あり)

Shopify アプリの日本語サポート

商品タグ表示は運用担当者が触ることも多いので、日本語対応は意外と効いてきます。
少なくとも「管理画面が日本語」だと、ルール運用がブレにくくなります。

  • シンプル商品ページラベル表示
    日本語対応あり

  • Fordeer 商品ラベル&バッジ
    日本語未翻訳

  • Essential Trust Badges & Icons
    日本語未翻訳

  • TZ Trust Badges, Payment Icons
    日本語未翻訳

  • Hukify Product Labels & Badges
    日本語未翻訳

使いやすさ

「商品タグを商品ページに分かりやすく表示する」という目的に絞るなら、シンプル商品ページラベル表示|お手軽商品タグ一覧表示設定 が最も導入ハードルが低いです。

  • タグをそのままラベル化して見せられる
  • 表示/非表示、強調表示ができる
  • ノーコードでデザイン調整できる
  • 日本語対応がある

一方で、「タグを条件に、複雑なキャンペーンバッジ運用をしたい」場合は、Fordeer や Hukify のようなルール運用の強いアプリが候補になります。
そして「購入の安心材料(支払い・配送・保証)を強化したい」場合は Essential や TrustZ のような信頼系バッジの導入が効きやすいです。

終わりに

今回は、Shopify で商品ページにタグを表示できるアプリを 5 つ紹介しました。

「どれを入れるべきか迷う」場合は、まずは次の考え方で選ぶのがおすすめです。

  • タグ一覧を見せたい → シンプル商品ページラベル表示
  • タグ条件でバッジ運用を本格化したい → Fordeer / Hukify
  • 信頼要素・購入後押しを強化したい → Essential / TrustZ

また、アプリを増やしたくない場合は、記事内の Liquid 実装例をベースに テーマ側でタグ表示も十分実現できます。
運用と開発のバランスを見て、最適な方法を選んでみてください。

ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

参考記事

以下の情報整理にあたり、Shopify の「商品タグ運用」「商品ページの情報設計(ラベル・バッジ)」の一般的な考え方を踏まえて構成しています。

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